サブスクでコロナのこれからについて学ぶ

こんにちは。MOSICライターの山下です。
自粛期間中の大型連休、皆さんは何をして過ごしていましたか?
いつもの連休であれば、商店街をぶらぶら散歩をして、古書店で本を買い、そのまま飲み屋さんに行ってビールを飲みながら購入した本を読むのがお決まりのコースでした。
ですが、緊急事態宣が発令されて、早一ヶ月。書店や古本屋さんも休業。頼みの綱のAmazonも書籍の配送を一時停止しています。
本は紙で読みたい派の私ですが、仕方がありません……。こんな時こそ「電子書籍」を読もうと思います!

電子書籍が話題になったころにKindleを購入したのですが、やっぱり紙の本が好きなんですよね。
たまに青空文庫※を読むのに使っています。

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コロナ関連本 3選

アフターコロナを生き抜く秘訣 Kindle版
かさこ (著)

 

Amazonの検索で上位表示されていた本の中から一番目を引いたものをチョイスしました。
ニュースでは盛んに「出口戦略」ついての議論が交わされており、「アフターコロナ」という単語に目目を引かれる人は多いと思います。
著者はフリーのカメラマン兼ライター。ブログのような語り口なので、さくさくと読むことができます。
本文は3章構成に分かれており、1章ではコロナ後の世界についての考察。2章では今何をすべきか。3章では、自身の写真家、ライターとしての経験をもとにこれからの社会を生き抜くヒントについて触れています。
この企画で、Kindleを使ってみるまで知らなかったんですが、Amazonの電子書籍は個人出版もできるみたいですね。
いつかMOSICでも、書籍の出版にチャレンジできたらいいと思いました。

 

週刊エコノミスト 2020年04月28日号 [雑誌] Kindle版
週刊エコノミスト編集部 (編集)

Kindle Unlimitedでは、「pen」「popeye」「オレンジページ」など様々な雑誌を定額で読むことができます。
国際ニュース週刊誌「Newsweek」や、ビジネス誌の「週刊エコノミスト」などでも、コロナについての特集が組まれています。
「週刊エコノミスト」の冒頭記事では、「オンライン診療」が解禁されたものの、実施の意向がある医療機関がわずか15パーセントほどしかないことが取り上げられています。ほかにも首都が自粛要請ではなく、首都封鎖(ロックダウン)に踏み切ったときに、増益減益する企業についてのシュミレーションなども掲載されていました。
AIでの試算によると、首都圏では盛んに民泊などの開発事業がコロナの影響下でストップ。宿泊関連だけではなく、それに伴い家電メーカーまで影響を受けてしまうそうです。

私は普段、小説やエッセイばかり読んでいるので、経済誌なんて歯が立たないだろうと思っていましたが、目を引く記事ばかりでサクサクと読み進めることができました。

アフターコロナのAI都知事 Kindle版
相澤 利彦 (著)

タイトルからして、新書かビジネス本かなぁと思っていましたが、SF小説でした。
物語の序盤では、著名人の死や緊急事態宣言の発令など、私たちの時系列と同じように物語が進んでいきます。
主人公は「架空の都知事」。データーの分析力に長けており、AIなどのシステムを使い、コロナと経済破綻を回避させるべく奔走する物語です。物語の途中までは現実に近いエピソードばかりですが、中盤からは、健康管理を兼ね備えた医療管理システムをAIを使って構築したりとSFらしい物語へと分岐していきます。
本編には、かなりの頻度で、パワーポイント形式でまとめられた解析グラフが登場します。例えば、「加工食品」を摂取させる頻度を下げることで、死亡率がどれだけ下がるかをまとめた図表。このグラフをアメリカ国内でのコロナ死亡率と重ね合わせると「貧困層の死亡率がなぜ高くなってしまうのか」といった理由も見えてきます。

歴史や文化、科学的なデーターなどから、コロナを読み解くのにおすすめの1冊。主人公がポジティブなので、コロナ関連での悲観的な気持ちからも脱却できます。

 

コロナで再注目された、話題の一冊

Kindle Unlimitedで、読むことができるコロナ関連本を3冊紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
自粛生活で鬱々とする日々が続いていますが、目の前の問題を読み解いていくことで気持ちに変化も起こるかと思います。

実は、最後にもう1冊……!
Kindle Unlimitedでは読めないのですが、「Newsweek」や、「週刊エコノミスト」でも取り上げられていた小説を最後に紹介しようと思います。


ペスト (新潮文庫) 
カミュ (著),

アルベール・カミュ(1913年 – 1960年)は、「異邦人」や「カリギュラ」といった小説を書いた、フランスの著名な小説家です。(代表作は異邦人で、殺人の理由に「太陽が眩しかったから」と供述するシーンが有名です)
このカミュが1947年に発表した小説「ペスト」が、世界中でベストセラーを記録しています。

この物語は、アルジェリアのオラン市に住む、医師のリウーが門の前で死んでいるネズミの死体を発見するところから始まります。ネズミの集団死が落ち着くにつれ、街で
変死する人間が徐々に増えていきます。ペストの感染はどんどん広まっていきますが、行政はなかなか重い腰をあげません。植民地総督府の命令で都市が封鎖され、パニックに陥った市民がどのように振舞うかを描いています。

1947年に発表された小説ですが、今回のコロナの問題と通じるところが多々ありました。感染病の恐ろしさを密に描いた作品ですが、病気と闘う人々の力強さにも触れることができます。

〇最後に
自粛生活も(おそらく)後半戦。気分転換もできずに、気持ちがむしゃくしゃするときもあると思いますが、窓を開けて初夏の風を浴びながら、ぜひ読書を楽しんでくださいね。

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