キャッチコピーラボ「マイバッグ・エコバッグ」のコピーを考える

「キャッチコピー・ラボ」とは、お題に合わせてキャッチコピーを制作し、その中から特に優れたキャッチコピーを選ぶワークショップ企画です。
選ばれた作品について話し合いながら、優れたコピーについて考えていきます。

(司会)堀江 (参加者)山下・高橋・堀江・吉村

司会

怒涛の2020年も後半戦に突入しました。
7月1日から「レジ袋有料化」が導入され、買い物のスタイルも変わりつつあります。

今回は、マイバッグ・エコバッグの魅力を伝えるコピーをモジックの4人で考えてみました。

司会

今回も1人2票、気に入ったコピーに投票します。
今回は大きく票が割れ、複数票を獲得するコピーがないという興味深い結果になりました。それぞれ投票した方になぜ票を投じたかを教えてもらい、逆に投票しなかった方にもその理由を聞いてみたいと思います。

使い捨てない生活。マイバッグ。(高橋)

使い捨てない生活。マイバッグ。
吉村-2

前回熱中症対策・警告のコピーを考えた時に「ありふれた表現はいらないのではないか」という話をしましたが、あれからよく考えて、少し考え方が変わりました。

このコピーもありふれた、よく目にするような言い回しですが、マイバッグのことを一番シンプルにわかりやすく表現していると思います。
直球で伝わるならば、ありふれた表現でもいいのかもと思って投票しました。

高橋

吉村さんのおっしゃる通りシンプルですが、「マイバッグってどういうものだろう?」と考えて作ったコピーです。

わたしはありふれたコピーだったので投票しませんでした。
「そうだね」で終わってしまうというか。

堀江
司会

ありふれた直球のコピーが響く場合とそうでない場合があります、キャッチコピーが使用されるTPOを深く設定していく必要がありそうですね。

出会ってすぐ捨てられるのはもう嫌なんです。(高橋)

出会ってすぐ捨てられるのはもう嫌なんです。
堀江

2票をどう振り分けるか結構迷ったんですが、これはすぐに気に入りました。レジ袋視点っていうのが面白いですね。

キャッチコピーのノウハウで「視点を変える」というのも王道だと学んだので、使ってみました。擬人化して、追いすがっている様子が出たら面白いかなと。

書いておいてなんですけど、僕はレジ袋を使い倒す派なので、僕みたいな人には響かないかもしれません(笑)

高橋

主語がよくわからないんですよね。レジ袋視点なのか、エコバッグ視点なのか。
そこが引っかかったので投票しませんでした。

吉村-2
堀江

袋族の主張ですよ。

ビジュアルがつくとわかりやすくて面白そうなコピーですね。

司会

ティッシュ、ハンカチ、エコバッグ(山下)

ティッシュ、ハンカチ、エコバッグ
吉村-2

僕が投票しました。実はまったく同じコピーを考えてボツにしていたので・・・、エコバッグがこれから出かけるときの必需品になるだろうということで作ったのですが、ティッシュという使い捨てアイテムを並列に出している部分にエコとの違和感を感じてボツにしました。

ティッシュがエコじゃないという点まで考えが回っていませんでした。
外出の必需品で、テンポがいいのでこの3点セットにしました。

山下
司会

投票しなかった高橋さんは、どう思いますか?

言いたいことはわかるけど、生活必需品だと捉える人とそうでない人がいると思います。僕は後者なので、響かなかったですね。

高橋

エコバッグを使うたび、故郷の海を思う(山下)

エコバッグを使うたび、故郷の海を思う
堀江

環境問題をリンクさせているコピーがいいなと思って投票しました。

わたしは正直、レジ袋有料化・・・というかエコバッグ利用に対して前向きなタイプではなくて。
それでもエコバッグのメリットを絞り出そうとしたら、レジ袋が海洋汚染の原因になることくらいだったんですよね。

山下
吉村-2

エコバッグを使うたびに故郷の海を・・・ってそんなことないやろ。大げさでは?と思って投票しませんでした。

スケール感も大事ということですね。

司会

「エゴ」バッグでもいい。自分に地球優等生バッジあげちゃお。(堀江)

「エゴ」バッグでもいい。
高橋

投票しました。
エコバッグについて賛否両論ありますが、流行に乗ったり、承認欲求を満たす道具であってもいいじゃんと思えるコピーだったので。正しさを押し付ける感じがなかったのでいいなと思いました。

エコバッグを使う人って、節約上手な自分、環境問題に敏感な自分にテンションが上がるっていう部分も少なからずあると思うんです。わたしもそうなんですけど(笑)
2行目はいろいろこねくり回したんですが、環境保護のメッセージを入れたかったので「地球」を使ってみました。

堀江
山下

わたしはこのキラキラしたテンションについていけませんでした(笑)

ファッションビルや繫華街などにバ~ンと打ち出すといいかもしれませんね。

司会

レジ袋じゃ、オシャレはできない。(吉村)

レジ袋じゃ、オシャレはできない。
高橋

こういうのを書こうと思ったんですが、自分ではできなかったので投票しました。実際に外出先でこんな状況になったこともあったので・・・(笑)

僕が書きました。エコバッグって、環境問題対策だとか言われますが、そこまで気負ったものではないと思うんですよね。
もっとファッショナブルに使えるアイテムということが言えたらいいなという発想からです。

吉村-2

クジラの胃に、そのレジ袋。(高橋)

クジラの胃に、そのレジ袋。
山下

投票しました。
生き物が傷つけられることに関して、とても敏感なので・・・嫌だなぁという気持ちにさせるコピーで、目を引きました。

警告系コピーを考えてみようと。プラスチック製品が海の生き物への影響を及ぼしていることに目を向けました。

高橋
吉村-2

これはビジュアルありきですね。さきほども触れましたが、ここまで環境への高い意識を持たせることが、エコバックを持つ動機につながるのかな…と思います。

そもそもポイ捨てが問題ですよね。

堀江
山下

海に捨てる人が悪いんです!レジ袋は悪くない!

エコバッグというより、環境問題のコピーですね。

司会

エコバッグ買って、レジ袋を秒で処分する俺を、ゴミ箱送りにした。(吉村)

エコバッグ買って、レジ袋を秒で処分する俺を、ゴミ箱送りにした。
山下

一昔前のラノベのタイトルっぽくておもしろかったので投票しました。

エコバッグって圧倒的に女性ユーザーが多いですよね。男性に向けてメッセージを書く必要があるかなと考えました。
自分自身、コンビニで買い物をしたらすぐにレジ袋を捨ててしまうので、戒めの気持ちもあります。

吉村-2
高橋

投票を迷いました。が、このコピーがエコバッグ利用を推進しているのかどうか、そこまで僕には届かず・・・このノリでエコバッグを勧めてもらえたらいいかなと思いました。

わたしは馬鹿なので、補語が多すぎて何が何にかかっているのか一瞬理解できなかったんですよね・・・

堀江
司会

投票しない理由はそれぞれでしたが、どのコピーも改善点が見つかりそうですね。

ビジュアルも一緒に

司会

今回、「ファッションビルにありそう」と指摘された2つのコピーにビジュアルをつけてみました。

感想

司会

今回は、最中に「そもそもポリ袋は余剰資源の活用だ」「レジ袋よりもプラスチックの過剰包装をなんとかしろ」といった議論も交わされ、白熱した瞬間もありましたが・・・今回のテーマについて、皆さんはどう感じましたか?

レジ袋有料化がはじまり、自分もエコバックを持ち歩くようになりましたが、今回はけっきょく「レジ袋5円」というキャッチが最強じゃないかと感じました・・・
レジ袋有料化でエコバック派がどれぐらい増えるかはわかりませんが、
「有料になっても私はレジ袋派」という人たちに今回考えたコピーが少しでも響いたらいいなあと思います。

吉村-2
堀江

数字で節約をアピールする案もありましたが、平日毎日ランチをコンビニで買っても1か月60円、1年で700円くらいの節約か・・・と考えると、大阪府ではゴミ袋にもなるレジ袋は最強という結論になりそうです。
とはいえわたしはマイバッグを持ち歩くし、これからも皆さんにマイバッグを勧めていきたいと思います!

いままでのお題の中でエコバックが一番難しかったです(笑)
エコバックを使うことによるメリットを導き出せず、なかなかうまいコピーを考えることができませんでした。
もう少し、環境問題などに視点をしっかりあてればよかったかと思います。

山下
高橋

擬人化してみたり、警告調にしてみたりと今回は表現方法を意識しましたが、そっちに意識が持っていかれてテーマから少しズレていってしまったように思います。次回はその点ふまえて作りたいです。

それぞれ考えさせられるテーマだったようです。環境や経済にリンクしたテーマを考えるときは、フラットな目線と知識が必要だということですね。

さいごに、惜しくも票を逃したコピーを紹介します。

司会

形から入るタイプ?上等だ。

うちの母、ご当地バッグで買い物たんびに旅自慢。

エコとか、どうとかでなく、単純にオシャレ。

なれたら、なんてことないじゃん エコバッグライフ

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