キャッチコピー・ラボ「ワーケーションがしたくなる」コピーを考える

「キャッチコピー・ラボ」とは、お題に合わせてキャッチコピーを制作し、その中から特に優れたキャッチコピーを選ぶワークショップ企画です。
選ばれた作品について話し合いながら、優れたコピーについて考えていきます。

(司会)吉村 (参加者)山下・高橋・堀江・吉村

司会

今回のテーマは「ワーケーション」です。
ワーケーションとは、ワーク(働くこと)とバケーション(休むこと)を組み合わせた言葉で、リゾート地や観光地などで休暇を楽しみながらもリモートで仕事もするという新しい働き方を意味します。ウイズコロナやアフターコロナ時代の働き方のひとつとしても注目されていますね。
まだまだ認知度が低いうえ、仕事と休暇のオンオフの切り替えがうまくでないのでは?という意見も多いなか、「ワーケーション」の良さを知ってもらい、実際にしたくなるにはどんなコピーがいいかを考えました。

今回も、それぞれが1位~3位のコピーを決め、順位に応じて点数を加点するルールです。今回はさまざまな方向性からおもしろいコピーが多く生まれたと思います。
では、点数の高かった順に紹介していきます。

司会

今回のベスト1

(吉村作)

高橋

このコピーを見たとき「あっ、いいじゃん」と思いました。ワーケーションって何かということを少し捻りながらも、そこまで奇をてらわず表現できいるところがいいなあと。

「仕事に旅をさせる」という表現がいいですね。自分が旅をするんじゃなくて、ワーケーションってそういうことなのかもと。しかも、それでビジネスによい換気ができる、よい効果が生まれるという期待感が湧いてきます。「いい風が吹いた」という言葉から風通しのいい社風も連想できて、言い回しもオシャレ。

堀江
山下

文章としても、きれいですよね。納得感があるだけでなく、表現としても目を引くコピーだなと。

ワーケーションって何だろうと考えていたら、「仕事に旅させること」なんじゃないかなと閃いたんですよね。そうしたら、きっとビジネスにいいことが起きるにちがいないと。でも単純に「ビジネスにプラス」といった表現だとおもしろくない。ワーケーションだから身近に感じられる自然を連想できるといいなと思い、「いい風が吹いた」という表現にしました。

吉村-2
司会

このコピーは、みんなが高順位に選らんでいましたね。表現のうまさも高評価につながったようですね。

今回のベスト2

(堀江作)

「たしかに、そうだなあ」ってすごく納得感がありました。
ワーケーションは仕事とプライべ―トの線引きができないんじゃなかというマイナスな意見も多いですが、逆にその線引きがうまくできれば、すごくメリットがある。このコピーのように、家族サービスも親孝行も仕事もぜんぶできちゃうわけです。そんな気づきを与えてくれる、いいコピーだなあと思い、1位に選びました。

吉村-2
堀江

ワーケーションって、家族を連れていくこともできると思い、このコピーを考えました。仕事とプライベートを完全に分けるのではなく、両方をうまくマネジメントするほうが、実は忙しい現代人に向いているんじゅないいかと思うんです。

和歌山県の白浜などにワーケーション専用の施設があるんですが、その施設をつくった目的は、このコピーのようなことだと思うんです。ワーケーションだからできることを、シンプルにうまく表現していますよね。

山下

今回のベスト3

(吉村作)

私も温泉からコピーを考えようとしたのですが、いいものが浮かばず…・これはユーモアがあっていいですよね。

山下
堀江

そうですよね。ウエブ会議なら温泉地からでもリモートで参加できますし、温泉地でリラックスしながら考えたほうが、いいアイデアは浮かびやすいだろうし。

温泉に絞ってコピーを考えたんですが、お風呂っていいアイデアが思いつく場所としてよくあげられますよね。僕もそうなんですが、会議室であれこれ言い合うより、いいアイデアが浮かぶ。そんなお風呂の王様みたいなのが温泉でしょ。なら、温泉に行くしかないやんって、そんなノリで書いてみました。

吉村-2
高橋

コピー自体はいいなと思ったんですが、世間にワーケーションが周知されていない状態で、これだけではワーケーションのことを理解してもらうのは難しいかなと。

たしかに、このコピーで言いたいことをワーケーションに結びつけるには、リードコピーなどで説明が必要かもしれませんね。

司会
司会

では、ベスト3以外で、票が入ったコピーも紹介していきましょう。

点数を獲得したコピー

(山下作)

吉村-2

ワーケーションをした結果、どんな良いことが起こるのか、どんな世界になるのか、という発想はキャッチコピーを書くうえで欠かせませんよね。まさに、それに当たるがこのコピーだと思いました。

ワーケーションって経営者や上司などの決裁権がある人物が会社に導入しないとはじまらないと思うんですよ。このコピーは、決裁権のある人物をターゲットにしているのがいいなあと。

高橋

(堀江作)

吉村-2

たしかに!って気づかされました。通期時間が長いと苦痛でしかないんですが、そうじゃない世界があったんだという発見。こういう気づきをもたらしてくれるコピーって良いコピーだと思うんです。気づくことで、それが気になったり、それについて考えることなると思うので。

ワーケーションを広い視野で考えてみたら、移動も変わってくるんじゃないかなと。ぜったいワクワクしますよね。

堀江
高橋

電車の中吊り広告とかにこのコピーがあるといいですよね。満員電車に乗っているときに、これがあると気になると思います。

(高橋作)

高橋

ワーケーションの働き方やメリットをなるべくシンプルに伝えたいと考えてつくりました。こういう風に、伝えたいものをシンプルに説明するようなコピーもアリなのではないかなと。

私は、逆に説明的なところが気になって、票を入れなかったんです。

山下
吉村-2

知らない人に説明してあげることは大切だと思うのですが、もしかしたら「あなたは知っていないでよね、なので説明してあげますよ」という上から目線のメタメッセージを感じ取ってしまうかもしれません。これは、とても難しいですよね。ライターにって悩ましいところです。

点数が入らなかったものの、考え方や発想がおもしいというコピーもあったので紹介します。

司会

そのほかの気になったコピー

(吉村作)

(堀江作)

吉村-2

この2つは、ワーケーションならではの働く環境にスポットを当てて、その魅力を伝えいますよ。僕も堀江さんと同じように環境音からコピーを考えたんですが、堀江さんのコピーのほうが断然よかったです。

吉村さんのコピーもいいなあと思ったんですが、ワーケーションに限らずいえることなのかと。そこが引っ掛かりました。

山下

(高橋作)

吉村-2

これは使う場面が限定されそうですが、連休前のタイミングで使いたいコピーですね。

感想

司会

では、最後に今回の感想をお願いします。

今回は、みんなのコピーを通して、ワーケーションに対するいろんな発見がありました。コピーを通して、こうした新たな気づきが得られるのは、コピーの良い点だと思うんですよ。今回はそれに成功しているコピーが多いのかなと。ワーケーションに対して批判も多いですが、新たな気づきから短所だけでなく長所にも目が向くようになればいいですね。

吉村-2
堀江

前回に引き続き、3つのコピーに3つの視点で作りました。今回はワーケーションする人、その家族、提供する側で考えてみたつもりです。今後は使用される場面設定などもしっかり練りながら作っていきたいです!

ラボに参加するまで、「ワーケーション」という言葉はあまり耳馴染みがありませんでした。調べてみると、JALがこの制度を取り入れていたり、地域ぐるみで「ワーケーション」を受け入れていたりと、様々な取り組みが行われているようです。
今回優勝した「仕事に旅をさせたらビジネスにいい風が吹いた。」は、文章も簡潔で、「ワーケーション」の大きな特徴をしっかり押さえているすごく良い作品だと思います。私は、どうしてもインパクトを重視してしまいがちなので(笑)もう少し全体的な視点を持つように心がけたいと思います。

山下
高橋

まだワーケーションが社会に浸透していないため、そもそもワーケーションとはどういうものかも伝えないといけないと思いながら作ったのですが、説明的になりすぎました。もう一歩踏み込んで、言葉として魅力がある形へブラッシュアップを行う必要があると思いました。毎回感じてる反省点なので、次こそは・・・です。

残りのコピーも紹介します。

司会

・かわいい部下には旅をさせよ。仕事をしながら旅をする、新しい働き方。
・「この島にも、うちの商品を届けたい」消極的な部下が旅に出て変わった。
この夏女子高生に大流行。地引網体験から着想を得た、我が社の新製品。

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