【日本語教師になるには】独学で「日本語教育能力検定試験」に合格したわたしの話(前半)

改めまして、こんにちは。

ポーランドで新米日本語教師をしている、Zosia(ゾシャ)と申します。

ちなみにこのあだ名はわたしの本名が日本人以外には非常に読みづらい名前なので、呼びやすいようにポーランド人がつけてくれた名前です。

その話はまた今度にしましょう。

早速ですが、あなたは日本語教育に興味のある方ですか?

そうでないなら、この記事はあまり有益じゃないので、読み進めなくていいと思います。

キャッチコピーの記事のほうが面白いですよ。

なんとなくでも日本語教師をめざしている方は、引き続きスクロールでお楽しみください。

けっこう謎な職業「日本語教師」

美容師になるなら、専門学校へ。

医者になるなら、医学部へ。

教師になるなら、教育学部へ。

じゃあ、「日本語教師」ってどうしたらなれるんですか?

これ、わかんないですよね。

だって身近にいないもん。日本語教師。

わたしは日本人だから日本語学校とか通ったことないし。

日本語教師として就職するには、この3つのうちどれか1つをクリアしていたい(2020年10月時点)

  1. 大学で日本語教育を主専攻(副専攻)とし、学修した
  2. 「日本語教育養成講座(以下:養成講座)」420時間履修・修了
  3. 「日本語教育能力検定試験(以下:検定)」合格

3つのうち、1つをクリアしていると、いわゆる「日本語学校」「語学学校」で日本語教師として採用される必要最低基準をクリアしたということになるでしょう。(2020年10月時点)

しかし、もちろん上記の1つも持っていなくても、長年ボランティアをしていていつの間にか教師として働いている・・・そんな人も大勢います。
採用条件はまちまちですが、現状、日本語教師候補としてまずその土俵に上がるには上記3つのうち1つをパスしたいところです。

1.大学で日本語教育を主専攻にする

これはなかなかハードルが高い。

だって、もう大学卒業しちゃったよ、入学しちゃったよ、そんな人のほうが多いですよね?
また4年間大学生するの?そりゃ、できるならしたいけどさ、そんな時間も金銭的余裕もないわ、これはパス。

ちなみにいま高校生で日本語教師をめざすあなたは、外語大の日本語学科や文学部国文学科などが選択肢かと思います。
履修内容は大学によって異なりますので、あとは自力で調べてね。

2.「養成講座」420時間履修・修了

「日本語教師養成講座」は、いくつかの教育機関が提供しています。

通学、通信教育、最近ではオンライン講座も増えてきているようです。

420時間の過程を修了すると同時に日本語教師としての「採用条件をクリア」になるため、一番確実で手っ取り早い方法といえると思います。

履修期間は約半年ほど、そのあとに検定試験受験を促すコースもあるみたいですが、基本「文化庁届出受理講座(420時間)」とうたっているコースであれば、受講だけで条件達成です。
あとは修了証をもって求人に応募するだけ。

わたしはこの講座を受けていないので、詳しい内容は分かりませんが、現場での「教え方ノウハウ」もしっかり学べるため、受講後即教壇に立てるレベルをめざせます。

では、養成講座の一番のデメリットは?もちろん、お金です。

養成講座420時間の受講料相場は50万円。

その金額を払って、ほんとうに日本語教師になりたいのか?と自問自答しながらあきらめる人が多い気がします。

かくいうわたしも、50万円をポンっと払うほどの気概がなく、まずは自力で検定試験にチャレンジしてみようと決めたのでした。

3.「日本語教育能力検定試験」合格

“日本語教育能力検定試験は、日本語教員となるために学習している方、日本語教育に携わっている方に必要とされる基礎的な知識・能力を検定することを目的としています。”

JEES 日本語教育能力検定試験公式サイト より

2020年10月時点では、日本語教師になるための「資格」というものはありません。

この「検定」がある意味、資格の代わりと言えると思います。

検定対策としては、学習機関が提供する対策講座を受講するか独学で学ぶかです。

独学といっても、出版社が出している対策問題集などを自分でピックアップする方法と、これまた教育機関がセットで発行している「対策問題集セット」を一式購入するかで出費は変わってきます。

わたしはとにかくお金を節約したい人間なので、ネットのレビューなどを読みながら参考書・問題集を厳選しました。

(検定試験受験の話は後半に詳しく書きたいと思います!)

受験勉強をしつつ、例年夏の出願期間を忘れずに。

出願料だけで1万ちょっと払うのも、個人的には痛い出費でした・・・。

そして、10月末の試験まで猛勉強をするだけです。

それでも「検定」は簡単じゃない

しかしながらこの「検定」、例年3割程度しか合格者がいないという難関テストです。

なので大金を払っても確実な「養成講座」出身の先生が多く、「検定あります」と言うと「すごいですね」と言われるみたいです(わたしも実際教師を始めてみて体感しました)。

とはいえ、受かる人は受かります。

あとは自分のシチュエーションに合わせて選択していけばいいと思います。

講座・検定比較の表

日本語教師が「国家資格」になるらしい

これまで「資格」のなかった日本語教師の職業ですが、諸外国での日本語学習の需要の高まりなどで「国家資格」を設けて日本語教育のプロを増やしたいという動きがあります。

では、その移行期間である現在、日本語教師をめざす人はどうしたらいいのか?については後日別記事で解説します。

が、現状上記3パターンひとつに定めて行動していれば、国家資格への移行も基本的には問題なさそうです。むしろ今がチャンスかも?

次回は「後半」と題して、検定受験を選んだわたしが

独学で合格するためにしていた勉強法・試験当日から合格通知を受け取るまでのエピソードなどをお話ししたいと思います!

それではみなさん、さようなら。(これを決まり文句にしたい)

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