キャッチコピー・ラボ「キャッシュレスを促進する」コピーを考える

「キャッチコピー・ラボ」とは、お題に合わせてキャッチコピーを制作し、その中から特に優れたキャッチコピーを選ぶワークショップ企画です。
選ばれた作品について話し合いながら、優れたコピーについて考えていきます。

(司会)山下 (参加者)吉村・山下・高橋・堀江

司会

今回のテーマは、ズバリ「キャッシュレスを促進するコピー」です。

ポイント還元政策は終了したものの、キャッシュレスの支払いサービスは年々増加しています。クレジットカードはもちろん、近年はQRコードで支払いを済ませる手軽なアプリがたくさんあります。

とはいえ、他先進国に比べるとまだまだ「現金主義」人口が多いことも、日本の特徴。そんな人たちの背中を押すコピーを考えていきましょう。

今回も、それぞれが1位~3位のコピーを決め、順位に応じて点数を加点するルールです。
では、点数の高かった順に紹介していきます。

司会

今回のベスト1

(高橋作)

高橋

現金のデメリットを嫌味なく伝えたいと思いました。

友人と出かけていて、何度もATMに立ち寄る相手に軽くツッコミを入れるようなテンションを意識しています。

投票しました。

僕もATM手数料のわずらわしさについてコピーを考えたのですがどうも納得できず、「こんなにシンプルでよかったのか」とハッとしました。実際、毎回手数料を払う人たちにはこのストレートなコピーが一番響くかも・・・と思います。

吉村-2
山下

わたしは地方出身なので、大阪弁の強さに惹かれました。

今回のベスト2

(堀江作)

堀江

わたし自身、現金だとレジの前でバタバタすることが多かったんですが最近はQR決済にしていて、スマホを開くだけで会計が完了するスマートさが気に入っています。

電子マネー決済時に鳴る音も各社違ったりして面白いので、そこから発想しました。

ビジュアルも同時に考えるのが楽しくなりそうなコピーですね。冒頭から読んで、「なんのことだろう?」と思わせて最後にキャッシュレスの手早さをアピールさせる面白さがあると思います。

吉村-2
高橋

僕も吉村さんと同意見で投票しました。オノマトペだけでシーンが想像できるところがいいですね。

わたしは投票しなかったんですが、ラジオ広告に向いているコピーだなと思いました。

山下

今回のベスト3

司会

次のコピーは堀江さんが自分の作品に投票しているので3位になっていますが・・・とにかく順番に発表しましょう。

(堀江作)

堀江

毎回自作自演ですみません。

うちの母は現金主義の専業主婦なので、その層に訴えるコピーを考えました。上の世代の方は特に・・・見えないお金ってちょっと不安に思うかもしれないですが、支払いをそれでまとめてしまえば出納帳をつける必要もなく支出管理できるし、主婦やシニア世代にとって便利なシステムだということをもっと伝えていきたいですね。

僕が一番気に入ったコピーです。「見えない」「見える」という対比した言葉を使いながら、キャッシュレスのメリットを短くまとめていていいなと思いました。

高橋
吉村-2

たしかに主婦層には響くコピーかもしれません。僕は家計を考えていない人間なので、特に・・・という感じでした。

司会

次から、順次票を獲得したコピーです。

こちら2点の吉村さんのコピーは、どちらも30点獲得で3位(35点)とほぼタイでした。

点数を獲得したコピー

(吉村作)

吉村-2

キャッシュレス後進国で時代遅れといわれる日本についてみんなに考えてもらいたいときに、前衛的な人物の象徴でもある福沢諭吉がまさに財布の中にいるじゃないかと。そこから考えました。

皮肉っぽさもあって、おもしろくて1位に投票しました。ハッとさせるコピーでいいですね。

堀江
山下

わたしは諭吉の真意は分からないな・・・と思って投票しませんでした(笑)

僕は投票を迷いましたが、ちょっとお堅いかな?と思いました。

高橋
吉村-2

現金主義の人たちはある程度年代高めでリテラシーのある人だと思います。そこをターゲットにするなら、これぐらいの口調でもいいかなと思って考えました。

先ほどの主婦の話も然り、やはりコピーにも住み分けが重要ですね。

司会

(吉村作)

吉村-2

自分の利益だけでなく、他の人にもいいことがあるということを伝えるコピーを考えました。

わたしも同じ視点から考えてみましたが、このシンプルさが秀逸だなと思います。コロナの影響もある昨今、接客業の負担はなるべく軽減してほしいですね。

山下
堀江

わたしも店員目線のコピーをボツにしたので・・・。素直なコピーかつ、お客さんもいいことをしている気がするし・・・少額だとカード支払いを遠慮する人に対して、それを肯定するメッセージになると思います。

「自分も考えたけど、こんなシンプルでよかったんだ」という気づきが多いのも、キャッチコピーラボの面白さですね。

司会
司会

以下3作品も、票を獲得したコピーです。

(高橋作)

実際友人に言われた一言です(笑)今ではカードをよく使うようになって、財布がコンパクトになりました。

個人的に、短いコピーで伝えることを重要視していて、目下の課題でもあります。

高橋
山下

大阪弁のコピー2つに投票してしまいました。ちょっと大阪弁に甘かったかな?

方言コピーはその土地で使うなら問題ないかもしれないですが、関西弁はちょっとイジリっぽいので関西人でも怖いなと思う人がいると思います。わたしのように・・・

堀江

(高橋作)

吉村-2

リテラシー高めの人たちに「そろそろ変わりましょうよ」というコピーもあっていいんじゃないかなと思って投票しました。

これをもっと短くできればいいんですが・・・、現金ってそれだけ歴史があって信頼されているものだし、逆にやっぱり現金でしょ!と思う人もいるかもしれません。

高橋

(吉村作)

吉村-2

コロナの影響で非接触が推奨されているので、考えてみたコピーです。ビジュアルがあればおもしろいかなと思います。

今の情勢にあわせたダジャレでおもしろいと思って投票しました。

高橋
堀江

時代にはあっているかもしれませんが、オヤジギャグなので投票しませんでした。

言葉遊び系のコピーは気づくまでに時間がかかったり、好き嫌いが分かれることもあります。奥が深いですね。

司会

感想

司会

では、最後に今回の感想をお願いします。

対象となる人の生活環境や思考によってどのコピーがいいか。今回はそれが大きく異なってくるように思いました。最初は、幅広く考えを巡らせてから、この行動パターンの人は、このコピーがいいかもと絞っていくのもひとつの方法かもしれませんね。

吉村-2
堀江

シンプルかつ、あるあるを引き出すことが今回のテーマのポイントだと感じました。ターゲットや展開方法もよく考えながら詰めていくともっと効果のあるコピーができるのかなと思います。投票基準が毎回自分軸になってしまうので、もっと視野を広く持ちたいです。

日本のキャッシュレスの普及率は、20%以下とかなり低く、まだまだ現金主義の側面が強いですよね。大阪弁でのコピーは、私達庶民との距離を近づけてくれる、良いコピーだったと思います。

個人的には、もう少しシニア世代に向けたコピーを書くべきだったな、と反省しています。

山下
高橋

自分のコピーが今まで長くなりがちだったので、今回は短く端的に表現するよう心掛けてみました。方言の力に頼っている部分が大きくなったので、次回はその辺りを改善したいです。

残りのコピーも紹介します。

司会

・「はい、おつり。300万円」終わりにしたかったんだ、この親父ギャグ

・改札に携帯をかざせば 来てますよ、未来

・タクシーで万札出して、やな顔されるの終わりにするわ

・財布や時計で値踏みされたくないあなたに朗報です。

キャッチコピーを作成いたします! ご依頼は以下へ

MOSICでは、商品、サービス、広告などキャッチコピーの作成を行っています。
ご依頼やご相談は、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

キャッチコピー・ラボに掲載しているコピーは、ご連絡いただきましたら各種広報物やメディアなどにご自由にお使いいただいて構いません
。ただし、ご使用実績として弊社HPに媒体名などを掲載させていただけますと幸いです。公序良俗に反していたり、悪意のある使用がされているなどと判断した場合は、ご使用をお断りいたします。なお、コピーを使用されたことによって発生したトラブルについては一切責任を負いかねます。
無断転載などはご遠慮ください。

お問い合わせはこちら

    キャッチコピー・ラボ